いにしえから育まれたこの国の言葉は、
なんと多彩で奥深く、心に響くのでしょう

ことばの会えくせるしあは、
日本語という稀有で美しい言葉に魅せられて、
表現としての朗読の可能性を追求し、
日本語の素晴らしさ、奥深さをひとりでも多くの方に伝えるべく、活動を続けています。
朗読は、映像や演劇と異なり、声のみで伝えられるからこそ、
聴き手のなかに無限に広がる世界があります。
文字を読むという二次元の世界から、
声に出すことによって浮かび上がる三次元の世界への変化は朗読の醍醐味であり、
そこには聴く方それぞれの物語が生まれるのです。

代表 竹元 まき子

【プロフィール】
2才から日本舞踊を始め、花柳流分家家元花柳徳太郎氏、泉流家元泉徳右衛門氏に師事。18歳で師範免許取得。19歳琴生田流奥伝取得。国立劇場、演舞場等に出演。代表演目に「鏡獅子」「二人猩々」「蝶の道行」「お夏狂乱」など。鼓、長唄、三味線、義太夫等、芸事を幅広く修める。後、劇団前進座養成所に入所。歌舞伎、演劇の基礎を学び卒業。劇団前進座入座。舞台「堀川波の鼓」「さぶ」等に出演、代表作に「恋飛脚大和往来」の梅川がある。
退座後、「ことばの会えくせるしあ」を立ち上げ、名古屋市を中心に東海3県で活動。声に出してこそ広がる世界に触れ、新たな自分と出会う喜びを実感してほしいという思いで、多くの門下生を指導し朗読の裾野を広げている。朗読の可能性を追求し、また既存の朗読という概念を打ち破り新たなジャンルとして発信する公演、ライブ等の活動を続けている。
中日文化センター、他朗読教室主宰。